研修・教育
研修レポートYPC東京動物整形外科病院での関節鏡研修について
近年、動物医療においても内視鏡や硬性鏡といった低侵襲かつ効果的な画像診断モダリティが充実してきています。整形外科領域では関節の中を小さなカメラで観察し、診断や治療をする「関節鏡」が利用されています。今回は日本の動物医療において関節鏡導入の先駆けとなったY P C東京動物整形外科病院にて研修を受けて参りました。
東京都江東区にて動物の整形外科・神経疾患に特化した診療を展開するY P C東京動物整形外科病院。5階建てのビルの全てのフロアが病院施設となっています。
院長である山口伸也先生に関節鏡検査の手技についてご指導を賜りました。論文や講習会、セミナー等では学ぶことができない貴重なノウハウを教えて頂きました。
動物にも人体用の関節鏡システムを使用するため、とても鮮明な画像をもとにした診断や治療が可能です。岐阜大学動物病院においても関節鏡システムの導入が決定しました。
前十字靱帯断裂の治療で採用されるT P L O法についても多くのご指導を賜りました。